軽井沢で迎える朝。
ペンションの朝食は美味しくてオシャレ。
お腹いっぱいになりました。
チェックアウト後は
ペンションのオーナーに教えてもらった塩沢湖へ。
塩沢湖の軽井沢タリアセンに。
「タリアセン」とは──────────
直訳すれば、ウェールズ語で「輝ける額」という意味です。
もともの語源はケルト神話に由来し「知恵者」であり芸術をつかさどる妖精「タリエシン」から、といわれています。
先ずは、柔らかなタッチで寄り添う恋人たちを描いたレイモン・ペイネの作品を収蔵するペイネ美術館へ。
ペイネ美術館では、「ポーブル?セ・ラ・ヴィ!無いって、それも人生 展」をやっていました。案内には、(レイモン・ペイネが描いた「恋人たち」は、どんなにモノやお金がなくったって、セ・ラ・ヴィ(それも人生)!洒落っ気やユーモアで、どこ吹く風。そんな、私たちの心を軽やかにしてくれる作品の中から『ヴァランスのキオスク』『愛の季節』など、直筆ペン画、リトグラフ等約40点展示致します。)
食わず嫌いのレイモン・ペイネでしたが、いっぺんに大好きになりました。
池を巡りながら、次は深沢紅子による繊細で可憐な野の花の絵が楽しめる深沢紅子野の花美術館へ。
夫の省三の赤い鳥の挿絵も素敵。
素晴らしかった。
次の軽井沢高原文庫では、
夏季特別展「あさまのふもとの子どもの文学 ― 衿子、桃子、俊太郎、、、―」を開催していました。
以下は案内文。
(本年は、浅間山麓・六里ヶ原を愛した詩人・童話作家の岸田衿子の没後10年を迎えます。これを機に、浅間山麓に山荘を構え、子どものための仕事を残した文学者6人をご紹介します。
1年の大半を北軽井沢大学村で暮らし、詩や童話、絵本など、子どもの文学を生み続けた岸田衿子、信濃追分で長く夏を過ごした石井桃子(『ノンちゃん雲に乗る』作者)、北軽井沢で子供時代から夏を過ごし、子どものための詩や絵本を多く手がけている谷川俊太郎のほか、野上弥生子(エリナー・ポーター『美しき世界』訳者)、佐野洋子(『100万回生きたねこ』などの絵本作者)、恩地三保子(ローラ・インガルス・ワイルダー『大草原の小さな家』などの訳者)の文学関連資料約250点を展示します。)
こちらは馴染み深い作家や詩人たちの展示で、大満足!大感激!
そうよ、そうよ、これが軽井沢よ。
と、勝手なことをおもいながら、
ゆっくり穏やかな、かけがえのない時間を過ごした。
このあとは、旧軽井沢でお買い物。
さすが軽井沢銀座。けっこう人が多いので、早々と退散。日本ロマンチック街道を通り白糸の滝によって横手山、志賀高原そして今夜の宿泊地
渋温泉へ。
ダイナミックな山々の景観に圧倒される道でした。